マネジメントレター

AI


最近一番可能性を感じているのがAI(人工知能:artificial intelligence)。AI関連の本を貪るように読んでいる。会う人会う人にAIの話を投げる。まだまだなんとなく知っているという程度の反応が殆ど。でもビジネスチャンスというものはそういう時にこそあるもの。
アナログな勉強カフェにAIは意外かもだけど、だからこそ逆に可能性を感じている。

ちょうど昨日会ったとある方。世の中にインターネットが普及する直前に情報処理系の学科の大学に入学したらしいのだけれど、入学早々、教授から「君たちがこれから学ぶことは数年後にはITに置き換えられる」というようなことを言われたらしい。その時は実感がわかなかったらしいけど、実際にそのとおりになったのは周知の通り。

スマホだってiPhoneが出てまだたったの10年。最初の数年は自分のような新しもの好きの奇特な人しか飛びつかなかったのが、今ではITに疎い層までもが持っている。キャズムを超えた瞬間、一気に広まる。
まだあまり身の回りにないから実感湧かないだけで、AIがどんどん普及してくる。これから数年で上記と同じことがまた起きるのは、ほぼ間違いないと思う。とりあえずAmazon Echoは早く日本語対応して日本で売って欲しい。すぐ買う。

AIというと、「人間のこの仕事が機械に奪われ雇用が失われる」という風潮になりがち。センセーショナルだから。機械に仕事が奪われるなんてSFっぽくて衝撃的。
たしかにそういう側面はでてくるんだろう。
でもそれだけではない。機械が人間が本質的に苦手なことをやってくれることにより、仕事が楽に、楽しくできるようになる。その分人間にしか出来ないことに時間を割くことが出来るようになるのだと思う。

採用

自分の可処分時間の半分を採用に充てると決めてここ数ヶ月優先度高く取り組んできたところ、面白いことになってきた。
会社の動力源はやはり人。社内に化学変化が起きてきている。社内で次から次へやるべきことが動きだしてきたのも、そういう風になるように働きかけたところはあるにせよ人が加わることによって生じた化学変化によるものだと見ている。
出店も相まって年内いっぱいはこのままノンストップ。もっともっといきたいけど躍動感が出てきたと思う。

改めて思うのはやっぱり新しい風を社内に意識的に吹き込むことはとても大事なことだということ。
特に自分たちが知らない世界の住人。自分よりも優秀な人。内々で固まってはいけない。固定化することでメリットはほぼない。
これからもどんどん色々な人を巻き込んでいく。もっと飛んでる人とも関わっていきたい。
そうすることで今いる社員にも外の世界を知ってもらうとともに、各々の仕事の仕方のレベルを上げる機会にもなればいいなと。

実現しつつあるのはWantedlyという仕組みのお陰であって感謝してるし、いわゆる”普通の中途採用”に拘らなかったWantedlyの使い方も我ながらうまくいったと思う。このあたりはまた別途書こう。
そういえばWantedlyブログも薦められてるんだった。せっかくだからそっちで書いてみようかな。

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