マネジメントレター

開店10周年を迎えて

本日2018年11月19日をもちまして、
勉強カフェは本日11月19日、開店10周年を迎えました!

千駄ヶ谷にひっそりと勉強カフェ1号店を
作ったのがちょうど今日から10年前。

開業当時のことは以前のブログに書いてありますのでここでは割愛しますが、

あの頃は毎日数名の方しかいらっしゃっていなかったのが、
おかげさまで今では現在13スタジオ(アライアンス店鋪を含めると24スタジオ)になり、
毎日(アライアンス店鋪除き)500名もの会員の皆さまにご利用いただいています。

現在ご利用されている会員の皆さま、
これまでご利用下さった皆さま、
一緒に働いてくれている、これまで働いてくださった皆さま、
各地のオーナー様、
改めまして、本当にありがとうございます。
すべてのステークホルダーの皆さまに感謝申し上げます。

一昨日のこと、

ちょうど私が会社を設立した10年前の8月に生まれた、10歳になる長女との雑談から、
中国語での数の数え方の話になりました。

学生の頃なので20年前になりますが、
第二外国語で中国語を学んでいた記憶が微かに残っているので、
10までの数の数え方と、興味を持ちそうな自分の名前の読み方を教え、
そこから四声やピンインの話を軽くしたところ、

ものすごく面白いと急に興味を持ったようで、
寝る時間を超過しても本人の気の済むまで、
夜遅くまで、スマホを見ながら中国語の勉強を一緒にしました。

目を輝かせながら新しい言葉を発音する娘を見て、
隣りにいた私にもスイッチが入りまして、
翌日、中国語のメルマガを登録し、
Amazonで見つけたテキストとnoteの有料コンテンツを買いました。

ということで、ひょんなことから、
娘と一緒に中国語を勉強することになりました。

私と娘の二人の家の中での挨拶が、
その時から日本語から中国語に変わっています笑

子どもの吸収力や記憶力は本当にすごいですし、
本が好きな娘はどんどん先に進んでいくと思うので、
なんとか頑張ってついていこうと思います。

人の興味はどこに転がっているかわからない。

そして、

人はいつ周りから影響受けるかもわからない。

実際、私は一昨日まで、
中国語を勉強するつもりも、その必要性もなかったんです。
正直、まったく興味がなかった。

ただ「娘が興味を持った」のがきっかけで、
自分も一気に動き出しました。

当然、親子でただ自学するだけでは意味がないので、
語学を学ぶ目的としては、
実際に現地に行って中国語を話してみようとなりますし、

中国語を勉強することがきっかけで
娘が海外に興味を持ち、
将来の彼女の人生にプラスになることもあるかもしれない。

一方でひとりで語学を勉強することの困難さは分かっている。
だったら一緒に勉強したら、お互いに相乗効果がでるかもしれない。

今回は自分から興味を持ったようなので、
子の可能性を広げてあげたいな、という親の気持ちが一番にあります。

それに、もしかしたらこれがきっかけで将来、
台湾に勉強カフェができることになるかもしれません(笑)

冗談ですが分からないですよね。

こうして新しいインプットが、
将来のアウトプットにつながるかもしれない。

まさに、

「LEARNING NEVER ENDS」

を実体験として感じたできごとでした。

この、

「LEARNING NEVER ENDS」

は、勉強カフェのキャッチコピーです。

人生100年時代になりました。
私も含め多くの人はまだまだ何十年も人生が続きます。

何かを新たに学ぶコストは激減しました。
今や無料でもたくさんの知識が手に入ります。
発信も、コストを掛けずにできる。

やろうとさえすれば、なんでもできる。

「LEARNING NEVER ENDS」

人生は学びの連続。

積極的に学ぶ、経験するというアクションを起こすことが、
将来の自分につながる時代になっています。

そんな中、

勉強カフェに足を運ぶことで、
着実に前へ進めることに加えて、
自分の変化に繋がるキッカケと出会える。

元々は、
そういう場所があったらいいのに無いな〜。
きっと他にも自分と同じようにこういう場所を欲している人はいるはず!
無いんだったら、自分が作る!!

と前のめりな気持ちだけで、
勢いで会社を退職し、色々紆余曲折を経て、
開店したのが10年前の本日です。

あれから10年経ったにもかかわらず、
お恥ずかしい話、
本当にまだまだ至らない点ばかりで、
普通の有料自習室と変わらないと認識されてしまうことも多いですが、

今後も皆さんの成長につながる場所として、
皆さんの長い学びの人生を伴走ができるよう、
我々も皆さんと一緒に前進していきたいと思います。

正直な話、
人生、常に勉強を続けるのは疲れてしまいます。

時には休息も必要でしょうし、
環境や付き合う人を変えることも転機を作るには有効です。
だからどこかで退会をされるのも自然なことと考えています。

勉強カフェで学びを続けている皆さんは、
状況が変わって学びのフェーズに入る時がきっとあるでしょう。
その時、よければどうかまたお越しください。

Co-working space(コワーキングスペース)ならぬ、
Co-learning space(コラーニングスペース)のひとつとして、
学びを楽しむ大人が集まる場所であり続けられるよう、
私達も前進してまいります。

人生100年の時代です。
何年後かわからないけど、またいつか、お互い、成長して再会する。
お互い貢献できることが増えて、再会する。
そういう関係性が築ければ最高だなと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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