毎月末にTo Doに追われて更新すると、その月の進捗報告になってしまうのでよくないですね。
順当に行くと「Friday Bar Night開催しました!!」とかになってしまうので、
切り口変えて、今考えていること。
怖さ
今期もあと2ヶ月。
今の計画のとおりに事が進めば、来期は早々にリスクオンしてアクセルを強く踏みこむことに。
それを選んだのは自分。
それを決めたのは自分。
また険しい道を進もうとしている。
これ以上リスク背負っても、まだ大丈夫なのかな。
色々考えることが多い。
ただ無鉄砲だった昔とは違い、助けてくれる優秀なブレインのもと、様々なシミュレーションをする。
最良のものになるかもしれないし、最悪のものになるかもしれない。
正直怖くないといえば、嘘になる。
起業してここまで、自分にしか分からない、書くのは憚られる経験をたくさん積み重ねてきて笑、
胆力は相当ついた。
そんな今、心の何処かに怖さがいつもある。
著しく速い速度で変化する今の時代。今は良くても数年後にもうまくいく保証はない。
これまでとても幸運だったし、自分は運が良いタイプの人間だと自分で思っているけれど、
長い人生、ずっと幸運が続くはずがない。
一方で自分に関わる人は年を追う毎に増えてくる。
社員や加盟店が増える毎に、正直プレッシャーが増していく。
それなのに、なぜそこでさらに険しい道を選んでしまうんだろうと、率直に思う。
まず思うのは、きっと自分はちょっとしたギャンブル中毒なのだ笑
リスクを取って苦しんで、逆境を乗り越えるのが快感になっている。
そして、ある程度予測できてしまう人生はつまらないという考えが根幹にある。
自営業の家庭で育ってきたからだろうか。
転職した時、起業したときを振り返ると、そこにいる数年先の自分が見えてきた途端外へ出たくなった。
そんな自分も、気づけば来年8月で創業10年。
9年間も同じことをしてきたことは他に無い。
この熱しやすく冷めやすい自分が、9年続けてきた。
28の時に起業した自分も、37歳。
心境の変化はある。まだまだ時間はたくさんあるようで、あまりないと思うようになってきた。
気づいたら、40歳まであと数年。若いつもりでいたら、結構インパクトある現実w
そんな自分なので、事業も予測できる延長線上で進む航海なんて、定期便みたいでつまらないというか。
だから、あえて険しそうな方を選んじゃうんだろうね。
幸い、自分には支えてくれる人、チャンスをくれる人がいる。
一人では何も成し得ないので、いろいろな形で関わってくれている皆さんには本当に感謝しています。
やるしかない
そんな今。
受講している某スクールでも、
購読している某メルマガでも、
Kindleで1円セールやっててつい買った某マンガでも、
「やり続けることこそ大事」だと。
なぜか今、同じタイミングで、不思議と皆同じことを自分に説いてくる。
「おまえいい加減ちゃんとやれよ」ということなのだろうと思う。
今風に言うと、この本。
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頭じゃわかっていても、やり続けることが出来る人はほんの一握りしかいない(=だからそれをやった一部の人だけ成功する)ということ。
僕は、「人間は弱い生きもの」という価値観を前提にしてビジネスをしてきた。
ぶっちゃけ勉強なんて、家ですればよい。
一人でコツコツ頑張ればよい。
でも、それができない。
理想と現実の間に、ビジネスチャンスは生まれる。
なにも勉強カフェに限った話ではない。
そして今思うのは、
人間は弱いと同時に、怠ける生きものでもあるということ。
人は、弱いだけでなく、“自分の意志で”怠ける。
まぁ、人間も生きものなので、そんなもんでしょう。
ずっと気合い入れて生きてたら、疲れちゃうしね。
人はやろうと決めたことを続けられず、
やらなくてもいいことを続けてしまう。
そういう生きもの。
それでも考え方次第でそこそこ豊かな生活ができるのが現在の日本。
これまでの歴史を見れば、なかなかラッキーな時代に生まれたと思う。
過去を何十年と遡ったり、これからの何十年先を考えれば、”割といい時代に生きた人達”になるんだろうと思う。
そんな割といい時代に生きる中で、
怠惰なまま歳を重ね、そのまま人生終えていいのだろうかと考えると、
自分の答えは違う。”No”だ。
こうしてそれっぽく書いても、ついついだらけてしまうのだけど・・・笑
だから、せめてやる時はやる人であろうとは思う。
だからこそ、やはり日々修行。
昨日より今日。
二歩進んで一歩戻る。
繰り返しながら、少しずつ前へ進む。
そして、これこそ大人がするべき「勉強」。
周りのものにアンテナを張り、気づき、考え、実際にやってみる。そして振り返って、行動を変える。
資格取得なんてのは一側面にすぎない。
空間としての勉強場所はもちろん大事だ。
でも「大人の勉強」はそれだけではないから、我々はたまには酒も配る。息抜きや遊びもめっちゃ大事な要素。
僕からしたらFBNは新たに始めた、目の前の勉強をしすぎる大人への啓蒙活動だ。
元から万人受けする考えでは決してない。だから市場規模もたいして大きくない。
でも共感してくれる人たちはいる。
その共感してくれる人達をサポートするのが、我々のミッションだ。
ペンギン
FBNで出会いお話させていただいた会員さまからは、
皆それぞれの人生を試行錯誤している姿が垣間見えた。
みんな迷ってる。それでいい。答えなんて簡単にないし、出ないから面白い。
そうそう、そういう人を応援したくて起業したんだと話をしていて、店頭に立っていたときのことを思い出した。
自分も弱くて怠惰だし、嫌になることもしょっちゅうある。決めたことすら守れない。
そして、みんなもだいたい似たり寄ったりなのだ。
結局のところ、自分はファーストペンギンだっただけ。たまたま一番先に海に飛び込んだ。
自分もどこにでもいるサラリーマンだったけど、たまたま誰よりも先に勉強カフェ的なものを創った。ただそれだけ。
あの時の自分は、勇気を持って飛び込んだろうか?
いや、違う。
あの時自分が感じていたのは、怖さより、好奇心や興奮だった気がする。
あったのは「こういう場所を必要としている人は自分以外にもいるはずだ」という根拠のない自信。
そして、ラッキーなことに死ななかった(今のところは)
何はともあれ、氷の上から一番先に飛び込んじゃったのだから、
(そして思った以上にたいしてあとに続いて飛び込んでこなかったというw)、
自分がそのニッチな狭い海でやれることがまだある限り、それをやる。それも一つの命の使い方。
会員さまや昔の自分と同じようにもがく、まだ見ぬ多くの人の役に立つために、今は、勇気を持って泳ぎ続ける。