勉強カフェ

セミナー・勉強会の無料化を決断した3つの理由

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会員になるとセミナー・勉強会が無料で受け放題になります

7月1日から、これまで勉強カフェにて有料で行っていたセミナーと勉強会を原則無料とし、会員さまであればいくつでも受け放題とすることにしました。また、セミナーを主催するのも無料化します。開業から6年間ずっと続けてきた、一回あたり2〜3千円程度の有料セミナーの参加が無料となりますので、会社にとっても結構大きな転換です。会員さまからはお金を頂かないだけでなく、これまで折半させて頂いていたビジター参加の売上は全額講師の方にお渡しします。色々な方に「思いきったね〜」と言われますが、せっかくなので決断に至った背景でも残しておこうと思います。

アライアンス店舗はこの限りではありませんが、いくつかの店舗は同じように無料化する予定です)

1.”勉強カフェらしさ”をより前面に出すために

スタートは「勉強カフェらしさ」って何だろうという自問自答からでした。当社のクレドには「3つの輪」というのがあります。これはミッションやコアバリューとともに当社の道標の一つとなる大事なものです。

3つの輪

ここのところ、ある指標の一つが悪いものがあり、それをどうやって改善していくか、重要課題として考えを重ねている中で、この3つの輪を穴が空くほど見ていて思ったんです。勉強カフェだからできることって何だ?と。

勉強カフェは自習室です。創業当時からいわゆる「普通」の自習室とは違うコンセプトでスタートしましたが、何に属しているかといえば一番近いのはやはり自習室、です。最初の頃は、メディアで紹介される度、「自習室とは同じ括りで呼ばれたくない!」と言っていた、そんな若い時もありましたが、それが今では「学ぶ大人が夢をかなえる自習室」ということで、自習室の仲間入り(?)をしています。今年で35になり、僕も丸くなりました(笑)

でも一方で、自習室なのに、ラウンジを最も広く取り、会員間の交流促進を目指しています。セミナーや勉強会などを行えるイベントルームも最初から用意していました。当時そんな自習室は他にはありませんでした。(今は真似しているところもありますが)

机と椅子を並べてパーテーションで区切って、とした方がぶっちゃけ初期投資も軽く、人件費もかからないので利益率も高いでしょう。でも、大人の勉強って自習だけじゃないと思うんですよ、マジで。自習ももちろん大事です。実際、勉強カフェに入会される方の多くは、勉強場所を探しているけどちょうど良いのがなくて・・です。勉強するものは決まっていてそれをするためにいらっしゃる方が殆どです。でも、かっこ良く言えないんですけど、大人の勉強って、もっと色々あるし、もっと楽しいものだと思うんですよね。勉強仲間が出来て話をすることでも勉強になりますし、セミナーや勉強会に出席して知識を得るのも勉強。

「勉強カフェ」っていうど真ん中な名前なので(笑)よく勘違いされるのですが、勉強カフェはむしろ一般的に連想される「勉強」というイメージ以外の学びの広さ、そして楽しさを伝えたくて出来たお店です。人間死ぬまで学ぶことができますよね。

例えば今日僕は社員の堀川と、新しいプレミアムなカードのデザインを製作している中で、エンボッサーというマシンの存在を知りました。知ってます?エンボッサー。まぁエンボッサーを知ったことが今後の人生で役に立つかは正直分かりませんが、新しい知識がひとつ増えたこと、これも立派な成長であり、純粋に楽しい。勉強カフェを通じて、この学ぶことの幅広さと楽しさを提供したいなと思って始めたのでした。

他の自習室にはない、勉強カフェらしさを構成するもののひとつは、幅の広い学びを提供できる空間とこれまで蓄積してきたノウハウ、講師の方とのコネクション。これらを活用して、且つお客様、講師の方、我々の三者が三方良しになるものとして、今回の構想が生まれました。

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2.セミナーコンテンツの置かれる環境変化

そして、セミナーの置かれる状況がとても変わってきたと感じたこともあります。まずはブロードバンド環境の整備とデバイスの進化でPCやスマホでインターネット上でセミナーを受けられるようになりました。これは2008年の勉強カフェの創業当時にはまだまだ無かったことです。

実際勉強カフェもスクー(schoo)というWeb上の学校で公認団体として、生放送で授業を配信しています。そして、スクーしかり、TEDしかり、凄いのが結構なクオリティのものが「無料」で受けられちゃうんですよね。ユーザ側としては便利な時代になったものです。家で無料で受けられるものと同じクオリティのものを有料でやっていては時代に乗り遅れます。加えて、働き方の多様化によるものか、個人でセミナーや勉強会の講師をするプレイヤーの数がこの5年で増えたなとも感じています。

この流れは一層加速していくだろうと予測しています。であれば、少なくともフロントエンドのセミナーは無料化が進行し、講師は二極化し、実力のある方はフロントで集客しバックエンドで収益を上げる体制になっていくのではないでしょうか。

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3.そして、名古屋に先駆者が居た

こうして構想として僕の頭に浮かんだ「セミナーの無料化」。とはいえ細部で詰め切れない部分もたくさんありました。オペレーションや収益構造も変わります。いったいどうやったらいいものか。そんな時偶然、名古屋で元気なコワーキングスペースがあるとFacebookの書き込みで見つけたのが、名古屋にあるコワーキングスペースの「タスクール」さん。

ホームページを見てみると、なんと既に「セミナーが無料で受け放題」されているではありませんか。そして年間503回のセミナーを開催しているとも書いてあります。確か、1年って365日ですよね?しかも1店舗で、ですよ。もう訳が分からずびっくりです(笑)すぐに代表の渡邉さんに連絡して訪問させていただきました。急なアポにもかかわらず皆さんによくして頂きました。

お話を伺うと、コワーキングスペースというよりは、コミュニケーションを通じて互いに成長する場を作られていて、形態や会員の層は少し違えど勉強カフェとも目指す方向がとても近く、とても良いご縁を頂きました。やっぱりすぐ行動すると良いことが起こるものです。やはり先駆者がいるというのは大きな後押しになりました。浮かんでいた疑問点も解決し、実際の無料化へと舵を切ることに繋がりました。ありがとうございました!

長く気軽に学び続けられる場を目指す

今回のサービス改訂により目指す姿は、当初目指していた勉強が終わったとしても、継続的に気軽に様々な学びを続けられるお店です。

これまで以上にセミナーや勉強会が活発に行われ、今よりも勉強会やセミナーを主催することに挑戦する人も増えている。数は少なくとも今の倍にはして、選べる楽しさが常にあるような状態ですね。当然どのスタジオのセミナーにも無料で参加できるとともに、また併せて、長期利用優待の内容変更により、7月からは13ヶ月以上ご利用いただいている会員さま全員に、ノマドパス(2,500円相当)を無料で付与することにもしたので、今以上にスタジオの枠を超えた交流も増えるといいなと思っています。

これが実現したら、勉強カフェは自習室の枠を超えた学びの場に一歩近づける。昨年秋の那覇から始まったアライアンスによる地方展開がここのところ目立っていましたが、東京の会員さまにもこれで少しは恩返しできれば良いのですが。アライアンス展開とコンテンツの無料化。この両輪を同時並行でこの夏から進めてまいります。

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