2015東京30k冬大会に参加してきました
流入経路を見る限りもはやハーフマラソンブログと化している当ブログ。一昨年の夏に急に走ることを思い立ち、昨年初めて軽井沢ハーフマラソンに出場し(「初めてハーフマラソンに出場してきました!」)、秋には川崎国際多摩川ハーフマラソンに出ました。これまでハーフに2度出て、一緒に同じ大会を目指す仲間もでき、今年の3月に行われる板橋Cityマラソンに申し込んでしまっています。軽井沢1:59:06、川崎国際1:58:54が自己タイムです。
さて、ノリと勢いでフル参戦を申し込んでしまったものの、ハーフ(21k)とフル(42k)はあまりに違う。ハーフマラソンでさえ最後のほうはしんどいのにそこからさらに折り返すのは・・・。しかも冬は寒くてなかなか走れないし。。そこで本番前の練習にということで見つけて申し込んだのが今回出場した「東京30k冬大会」でした。(千葉ロッテマリーンズファンとしては、是が非でも行きたかった先週の千葉マリンハーフは出張が入ったのでパス)
この東京30k冬大会が面白いのは、その位置づけ。「その先のフルマラソンを目指す人の調整会」みたいな感じです。
マラソンの1カ月前、30km走は必須のトレーニング。
東京マラソン、板橋cityマラソンをはじめとする春のマラソンシーズンで「自己ベスト更新」「初完走」を狙う人にとって、
本番へ向けた「脚づくり」とシミュレーションにぴったり!
と公式サイトにも書いてあります。
そしてユニークなのが、目標タイムごとにペースランナーの方がいることです。この人について走れば同じペース感覚を養えるわけです。私はキロ6分のペースの集団に最後までずっとついていくのが今回の目標でした。
(公式サイトより)
こんな感じで風船を付けた人が何人か同じペースで走ってくれて、その人を追っかけて走る人が集団となって走ります。あと、背中のゼッケンに「東京マラソン」や「京都マラソン」などと次に目指す大会を書く欄があるのですが、あれいいですね。私と同じ「板橋City」と書いてる人を見つけると勝手に親近感湧いて仲間感覚で走ってました(笑)他の大会と違って基本皆ずっと同じペースでいるので、最後の方にはランナーの後ろ姿を覚えます。
初の30キロラン
これまでハーフマラソンが最長距離でしたので、30キロは未知の世界。前回のハーフマラソンでは直前に風邪を引き完治しない状態で走ってしまって辛い思いをしたので、直前の体調管理と、事前準備は慎重に行いました。
あとは食事ですね。色々な情報に餅が良いとあったので、今回は私も真似して、餅を朝起きて3つ食べました。会場着いたのが少し遅れてしまい、荷物を預けてトイレに行ったらもう走る時間になってしまい、直前のウォームアップはあまり出来ませんでしたが、早速スタートに臨みます。コース自体は荒川の河川敷をひたすら南へ北へそしてまた南へと行ったり来たり、私の苦手な変化のない単調なコース。飽きてしまわないか心配でした。
しかしながら結果としてはすごく楽しめました。今回の大会の一番の収穫はペース配分の重要さを学んだこと。これはまさにこの大会のコンセプトのおかげです。前回の川崎国際ではスタートで想定よりも早く走ってしまい後半失速してしまいましたが、とにかく我慢。少し遅れた時は頑張って集団に喰らいつき、逆に集団ペースよりも余裕があるときは、あえて集団ペースに落とす。その繰り返しでひたすら30キロ。これだけ淡々とずっと走ったことで身体にキロ6分のペースを馴染ませられました。前回は苦しいゴールでしたが、今回のフィニッシュラインは格別でした!!グロスで3:00:00ピタリ賞でゴールしました。
最後までブレずに一定のペースで走ることが出来ました。
フルマラソンが少しだけ近くに見えた
生まれて初めての30キロでしたが、やっぱり長い。20キロ走った時点で「あぁまだ3分の1もあるのか」、21キロ時点で「フルならここで半分なのか」と軽く絶望を感じました^^;でも今回は、前半ペースを抑えられたのと、餅を食べてきたのと、エイドでの水分補給を最初以外で全部採ったのが良かったのか、前回のハーフの時よりも辛くなく、最後までキロ6分のペースで走り切れました。きっと32キロくらいまではこのままイケたんじゃないかな。
フルマラソンにおいては、30キロの壁と言われるものがあるとよく言われますが、垣間見れた気がします。あそこからもう12キロ走るというのは・・^^;果たして素人がそこまで身体をいじめていいものかなんて余計なこと考えてしまいますが、目標があるというのは走るモチベーションに繋がるので、頑張って見ようと思います。
あと「塩飴」が水やスポーツドリンクとともに各エイドにあって、初めて食べてみたのですがこれがすごく良かったです。アミノバイタルとスポーツようかんを持っていったのですが、かさばるのが気になってたんですよね。塩飴だと軽いし、あと飴なのですぐに無くならない(しばらく口の中にある)ので、甘味を長い時間感じていられるのはなかなか良いなと感じました。(結局ようかんは食べずに飴をトータルで5,6個食べた気がします)
「これはいい」ということで次回から塩飴の持参にしようと思って買いました。
エイドにあったのはこれでした。
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新品価格 |
甘すぎずしょっぱすぎずで良かったですよ。
反省点
普段でも長距離走るとマメになりかけていたのですが、今回ついに足にマメが複数できてしまいました。最初何も考えずアウトレットで買ってしまったこともあり、そもそもシューズが合っていないのかもしれません。あと、通算の走行距離も800キロを超えてそろそろ限界っぽいので、買い換えようと思います。
あとは(仕事のせいにしてはいけないのですが)走る時間が最近少なかったので、少し脚が重い状態で大会となってしまいました。走り始めて一年半くらいになりますが、月間走行距離が最高でも70キロくらいで月間100キロ超えたことが無いので、圧倒的に走る量が少なすぎるようです。フルに向けて走る日を増やさないといけません。マメが直ってシューズを新調したらまた走り始めようと思います。