「勉強カフェを”開放”する」という告白をした前回のエントリーは、エイプリルフールだったことから本当なのか嘘なのか含め(笑)、大きな反響を頂きました。通常の何倍ものシェアを頂き、反響の大きさに正直驚いております。
先日公開したサイト、最下部にひとつだけ条件が書いてあります。その質問が「最低2年間、店頭に立てますか?」
興味をお持ちいただきながらもここがネックになっている方が多いようでして、質問を幾つかいただいたのでここで改めてお答えします。
まず、僕は何か新しいことを始める際に、何かと目立つべくオーバーシュートするきらいがあるので、今回もやりすぎてるのかもしれません(笑)まぁ、この質問を設けることで、お問い合わせの、そして僕としても成約におけるハードルを上げることに繋がるのは分かっていました。というかハードルを上げるためにわざわざ設けたと言えます。勉強カフェをゼロから始める上で最もネックとなるのは当然、資金です。誰が十分資金を持っているかといえば、一個人よりも企業であり、既に本業で事業を営んでいる経営者です。なので、ウチが手っ取り早く勉強カフェを増やそうとすれば、上記のような設問は禁句なんです。実際、その条件外せば、結構たくさんの方からの応募がありそうです。
でもですね、僕、勉強カフェのオーナーこそ、いつも勉強カフェにいてほしいんです。ただそれだけ(笑)
それに、僕がこんなこと言ったらまずいかもですが、僕自身、ひとつのお店で、誰に何を指示されるのでもなく、やりたいようにやって会員さまと同じ時間を過ごしていたあの時が、楽しかったんですよね。コンビニ行ってる間に会員さまに見学者の対応をしてもらったり、ウイスキー飲みながら会話したり(笑)あと、自分でやったら人件費もかからないし、その分結構利益ものります。お店増やすのは急がなくたっていいんです。
あとは前回のエントリーでも書きましたが、これからの店舗はチェーン店のような画一的なものではなく、仮に不器用でもオーナーの想いが、ガンガンに込められた濃いお店であるべきなんです。そのためには当然本人がいる必要があります。モノを販売するでもない、空間貸しでもない勉強カフェにおいては尚更です。
そして何より、目の前のお客様、つまり会員さまと深く付き合い、その方々が勉強カフェというコミュニティにおいて、お互い切磋琢磨し、成長し、またそれぞれの目的に向かって卒業したりしながらもより羽ばたいてゆく、人生のおける重要なフェーズのお手伝いをできる。これこそ勉強カフェの店頭に立たないと味わえない、大きな意義ですよ。頭で理解するのと体感するのは本当に桁が違う。うん、良いこと言った!
それを体感するには1年じゃ足りない。やはり2年くらいかかるんです。オーナーさまであればもちろん、この勉強カフェの真の意義を体感してほしい。コンビニのように、至る所にできるような業態ではないので、その部分がコミット出来る方だけでいいと思っています。ですので、今回の話は、申し訳ないのですが、おそらく法人からのお申し出にはあまり該当しないのではないでしょうか。本業が他にある企業の社長様が自ら勉強カフェの店頭に立つわけにはいきませんよね。何も可能性を排除するようなことまではしなくてもいいのかもですが、僕はここは守りたいなと考えています。ですので、いつかは自分のお店を持ちたいと考えているような個人の方、また、すでに自習室やカフェなどの店舗をおひとり(もしくは少数)で運営されている方に向けてという色が強いですかね。
以上、「最低2年間、店頭に立てますか?」という設問についての答えでした。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!
カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2013/04/07 |