勉強カフェアライアンス

勉強カフェを「開放」します

早いもので4月です。新年度の始まりですね。心機一転、新しい職場、新しい部署、新しい学校で4月を迎える人も多いことでしょう。勉強カフェにも春を見据えて一足早く居場所を見つけにいらっしゃる方が増えています。
本日(4/1)はエイプリルフールでもあるわけで、色々なネタサイトが沢山出まわるでしょうが、僕もこれから嘘のようで本当のことを書きます(笑)

このたび、展開方針を大きく変えて、勉強カフェを”開放”することにしました。そしてそれに集中するために、現状の展開から「選択と集中」もします。
勉強カフェは2008年の開店以来、弊社の登録商標として、コツコツとブランドを築きあげて来ました。まぁ、その過程においては色々な不測の事態もあったのですが、、結果的にはお陰様で開業から4年で6店舗、1,500名の会員様にお集まりいただけるようになりました。少子高齢化、人口減社会に突入しながらも、世の中に勉強カフェがたくさんあることで、頑張る社会人が増え、日本社会の生産性向上の一翼を担えるようになりたい、そういう想いで失敗を繰り返しながらも、この勉強カフェを基本的には自社で育てて来ました。

しかし前回のエントリーにも書いたのですが、時代はこの数年で劇的に変わり始めてるんですよね。今は間違いなく変革の過渡期。これまで常識とされたものが崩れ去り、働き方、生き方、すべてが変わってきているわけです。企業による事業の進め方もまた変わりました。パートナーシップやアライアンスの構築が当たり前になりました。一つの会社が自分たちで事業を進める時代ではもはや無くなりつつあります。

また、これまで誰もが信じていたものがそうではない時代になりました。国も会社も社会制度も決して自分を守ってくれないことが分かりました。このような時代においては、強い想いを持っている人がいる場所にこそ、人は惹かれて集まってきます。自分が自分で場所を作り、そこで自分の周りの方をお手伝いすることは、貨幣に依存しない一生ものの価値を生み出すと僕は思うのです。そんな生活をする人生も中々素敵じゃないかな、と。
そこから行き着いた答えが、これまで自社を中心として広げてきた勉強カフェを、いっそのこと”開放”してしまおうと。

ということはフランチャイズ?いや、違う。僕の考えは、「本部と加盟店」という従来のフランチャイズの枠組みとは考えが異なります。僕が考える将来の勉強カフェ像はフランチャイズにはありませんでした。

画一的なチェーン店は確かに安心感はある。僕も昔そういうチェーン店で働いていて、その良さは十二分に理解しています。しかしそれが日本中に広がったことでどうなったか。どの地方都市やどのショッピングセンターに行っても、同じ光景が広がることになってしまった。東京と地方都市は違う。住んでいる人も文化も違う。それなのに同じ店舗が出きあがり、同じオペレーションをしている。

勉強カフェも本来ならそのように着実に1店舗ずつ拡大していくのが正解なのかもしれない。しかし、本部の指示通り店舗運営を行うお店より、自分の思う勉強カフェをそれぞれの形で表現した方が、粗削りだって魅力的なんです。不器用であっても、オーナーの想いや姿勢が店舗全体に広がる、そんなお店こそがこれからの時代、一層求められて来る。そう思いました。

開放なんてしたら、ブランドの毀損に繋がるおそれがある。ノウハウだけ得て離反する人がきっと出てくる。有難いことに諸先輩方から心配する声を頂きました。確かにその可能性は決してゼロではないと思います。ただし僕は、みなさんの考える勉強カフェの可能性を極力拾いあげたいと考えています。そしてどうぞ持っていってください。表面的な仕組みを真似しようとする人には想いまでは真似できない。心のこもっていない模倣は見抜かれる世の中になります。

一人で自分の表現したい勉強カフェを持つのはもちろん、地元に帰って、地元のための小さな学びのプラットフォームを作るのも素敵ですよね。あなたがひとりで作ってもいいし、仲間と一緒に立ち上げるのも、ひとつの形だと思います。そういったオリジナルな勉強カフェができることで、その地域に住む人に、大人になっても学び続けることの大切さ、勉強を通じた世代を越えた出会い、そして、学びを通じて各々が考える幸せになる、そんな体験を各所で提供していきたいです。

勉強カフェが生まれたきっかけは僕自身の「大人がじっくりと勉強する場所が無い」という不満からでした。2008年に北参道にある、ひっそりとした雑居ビルに1号店を構えた際、勉強カフェを通じて、一人で勉強するのではなく、他人と関わりながら学ぶ楽しさ、そこから広がる発展性の機会を一人でも多くの方に提供したいと考えていました。

そしてたくさんの失敗をしてきました。1号店開店後、数ヶ月は絶望の淵にありました。その後も潰れそうになった事は数え切れない。その度に沢山の方に助けて頂きました。そしてその中で、誰に何をどうしたら多くの方に喜んでいただけるか、ノウハウを蓄積することが出来ました。
そんな僕が今できることは同じ辛い思いをする人を作らないこと。創業者として、勉強カフェのオーナーという新しい生き方をお手伝いすること。

僕の勉強カフェのオーナーのイメージは、イタリアのBAR(バール)の主人に通じます。近所の人間が特段の用事がなくともふらっと訪れ、エスプレッソを1杯だけ飲み、仲間と語らい、帰ってゆく。そんな小さな小さなコミュニティで、カウンターの向こうから彼らと毎日接するハブとしての役回り。それがバールの主人。慎ましくも素敵な人生だなと僕は思います。僕はこれからはそんな主人を増やすことが使命になりそうですが、将来はまたどこか小さな店でバールの主人をしているかもしれません。

そして、僕と同じようなマインドを持った方がこの日本にいることも分かっています。これまで勉強カフェをやりたいという様々な方とお会いして来ました。もしかしたら、勉強カフェの会員さまの中からもそういう方が将来的に出てくるかもしれません。そういった想いを同じくする方だけに、これまで蓄積してきたノウハウや仕組みをライセンスとともにお渡しします。開業後もお手伝いします。

僕だけでなく、社員全員が勉強カフェをやりたいという人を全力応援しよう!と盛り上がっています。僕たちは本気です。直営スタジオを増やすのは一旦止めてでもやろうとしています。ただ単に加盟店を増やして店舗数を増やそうなどとそんなつまらないことは全く考えていません。まずは一度、私達の勉強カフェに遊びに来ませんか。そしてお互いが考えていることを、お話しませんか。

とまぁ、そんなことを今日から始めます。

ぜひこちらのサイトからお気軽にお問い合わせください。

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2013/03/31 |

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